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クマのプーさん
人気ランキング : 7280位
定価 : ¥ 714
販売元 : 岩波書店
発売日 : 2000-06 |
価格:¥ 714
納期:通常1〜2週間以内に発送 |
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児童文学の最高傑作 |
これはまさしく児童文学の最高傑作です!!普通に読んでも楽しいことは勿論、A.A.ミルンの人物像を知れば、なお楽しく物語の裏に隠れる父子の切ない関係も伺えます。
自分の子供(クリストファー・ロビン)がかわいいけれど、うまく接することができない不器用な父親が息子を喜ばせるために描いた作品なのです。
(後に、これがきっかけで父子は引き裂かれてしまいますが。。。詳しくはクリストファー・ロビンの自伝に。)
イギリスらしいユーモアと皮肉満載の作品です。イギリス文化好きにはたまらないです。それがディズニーのせいで安っぽい作品になってしまいがっかりです。シェパードが描く味のあるいい感じに子供に使い古されたぬいぐるみ達が、ぬいぐるみのふさふさ感も伝わらないケバケバしいUFOキャッチャーでとれるようなぬいぐるみになってがっかりです。
人工的に作られた歴史の浅い国アメリカと歴史のあるイギリスの違いが両者を比べることではっきりわかります。
英米文学を専攻している方・興味のある方は物語を楽しむ以外にも読む価値があります。
石井桃子さんの訳もとても素晴らしいです。ミルンの描いた英文を雰囲気を壊さずうまく日本語にされたと感心します。現代人には聞き慣れない言葉も多くありますが、これはこれでいいと思います。
これからもこのままで読み継がれてほしいです。
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丸ごと1冊宝物 |
実は、プーさんを読んだのは30代になってから。
それまで私はプーさんをディズニーのオリジナルキャラクターだと思い込んでいたので、敬遠していた。
その間違いを教えてくれた職場の同僚が第1作目「クマのプーさん」(岩波少年文庫)を貸してくれた。
カバーイラストのクリストファー・ロビンが階段でプーを引きずっている絵とそのシーンの本文内の表現に衝撃を受け、以来オリジナルプーのファンになった。
全集はフルカラーでシリーズすべての作品が網羅されている。
なによりその絵柄が気に入ってしまったので、すべての絵がカラーで収録されているこの全集を迷わず購入した。
特にクリストファー・ロビンの詩とそれにあわせて描かれた絵がとても気に入っていて、時々この重い本を取り出してはニコニコしながら読んでしまう。
やることのない冬の寒い日にホットカーペットの上にうつぶせになって読みたい。
(重いので持ち上げられない。)
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やっぱり石井桃子さんの名訳です |
小学生の娘に読んで聞かせています。話の筋にあまり関係ない長文もあります。
読んでやっても、首をかしげていることもあり、現代の子供向けではないという批評も一見的を得ているかもしれません。
1話ずつそれぞれ長く、読んでやるにも時間はかかります。
けれど、なんだか、お腹の中から、くすぐったいようなクスクス笑がこみ上げてくる、おかしさがあるのです。
読んでやる側も、聞いてる子どもも
不思議なことに、はまっていくというのかしら、韻をふんでいるからなのかしら、日本語の美しさなのでしょうか。
さすが石井桃子さんの名訳です。
子どもに読みながら、次はどうなるんだろうねー、なんて聞くと
主人公(プーやコグマ、イーヨーなど)が繰り広げる
トンチンカンな行動を、ぴたり言い当てることがあります。
大人から見るとトンチンカンでおかしな行動でも、子どもにとっては
至極当たり前な、まじめな行動や思考なのでしょう。
こちらが笑い転げる場面でも、いたってまじめにうなずいてたりします。
詩というと敷居が高くなりがちですが、プーの作った詩は子どもも大好きです。
”カトルストン・パイ。カトルストン・パイ”や、”こぶた、ほ”
など、意味はないけれどおもしろく、子どももすぐに覚えます。
詩を読みなさい、暗誦しなさい、という前に
プーが作り出す、楽しく美しい詩を、一緒に読みんで楽しんでみては??
ディズニーのプーような華やかさはないですが
奥が深いです。何度も読んで、そのつど発見があり、味わいを噛みしめられる名作だと思います。
”クマのプーさん”と”プー横丁にたったいえ”の2冊で完結なので
併せて読むと奥深さも倍増すると思います。
それぞれに話が10話ほど入っており、子どもに聞かせる場合は、
最初の話から順に聞かせるのではなく、特に楽しくて、お気に入りの話から読んで聞かせることが嫌いにさせないコツかな、と思います。
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洋書にもチャレンジしちゃおう! |
『クマのプーさん』が大好きな人は、この機会に洋書にもチャレンジしちゃいましょう!ストーリーを日本語で知ってる人は、洋書を買って、カセットの朗読に合わせて、何回も読むと、いつのまにか英語が解かるようになりますよ!英語で読むプーさんは日本語とは全くちがった世界ですよ!
10回も繰り返し聞けば、必ずあなたもPoohさんの仲間です!
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子どものための新訳が必要 |
小学2年生の男の子に、『プーさん』の読み聞かせしてあげようかと提案したら、「それ、嫌い」と言われてしまった。自分で読んでみると、なるほどと納得。なにしろ、お話がわかりにくい。さらに問題なのは、難解な日本語で満ち溢れているからだ。
たとえば、「傘」と普通に訳せばよいものを、「コウモリ」となっている。今の子ども達に理解できるだろうか? あるいは、「ホ!とうえたよ、クマのこんがぎりに」などという表現がある。「クマのこんかぎりに」は、原語ではいったい何かと思えば 'for the life of a Bear'ではないか。もう少し平易な訳語がないだろうか。
半世紀以上前の石井桃子訳『プーさん』は、大人が懐古しながら読む本でしかありえない。他の本ではたくさんの翻訳書が出版されることも多いのに、『プーさん』には古めかしい翻訳しかないとしたら、なんとも嘆かわしいことではないか。